栄養素を意識して、体調の改善を。ONP有資格者がクリニックにいるという利点 ~大友通明先生インタビュー~
2019.05.06
埼玉県北本市で整形外科クリニックを開業されている大友通明先生。整形のクリニックとしては珍しく、栄養療法を治療メニューに取り入れているという。先生の栄養療法に対するお考えや、ONP(オーソモレキュラー・ニュートリション・プロフェッショナル)有資格者の有用性、また実際にONPとして同クリニックに勤務する中原菜緒美さんにもお話を伺った。
◆医療難民になったときに出会った栄養療法
大友先生:
私自身、身体を壊した経験があり、それがきっかけとなり、栄養療法に取り組むようになりました。私の専門は整形なのですが、整形外科は1日にたくさんの患者さまを診なければいけないため、当時は激務が続いておりました。1日に200人の患者さまを診るような忙しい生活を送りながらも、食生活は乱れがち。毎食炭水化物メインの食事をとりながら、診察中は、患者さまからいただいた飴やチョコを食べている、といった生活を送っていると、どんどんと体調が悪くなっていくのを感じました。
結果的に、高血圧になってしまい、不整脈の症状も出てきて、最後には外来中に血圧が180を超えてしまい、立っていられないほどになったのです。
これはだめだと思って、循環器系の医師に掛かり、3か月ほど調べてもらったのですが、結果は問題がありませんでした。ストレスが原因と言われましたが、この不調をどう治せばよいのか途方に暮れてしまいました。その時、私は医療難民になったのだと感じました。
その時に出会ったのが栄養療法でした。自身の食生活を改善してサプリメントを飲み始めたところ、見事に体調が改善され、体重がみるみる減り、体中に活気があふれてくるのを感じました。それを機に、この治療法を皆様にも伝えたいと思ったので、クリニックでも導入することにいたしました。
◆ONPの丁寧な説明と指導で、患者さまの食事改善を
大友先生:
整形のクリニックで栄養療法を導入しているのは、珍しい試みかもしれません。
当クリニックでは、初診の患者さま全員に採血を実施しています。整形のクリニックに来てまさか採血をされると思っていない患者さまがほとんどですので、皆さま驚かれます。
実際に採血の結果を見てみると、ほとんどの方は栄養状態が悪いので、初めは見向きもしない患者さまも、検査の結果を丁寧に解説し、食事改善の大切さを説明すれば、食事に気を付けてくれるようになる方もいらっしゃいます。
現在はクリニックにONP(オーソモレキュラー・ニュートリション・プロフェッショナル)有資格者が数名いますので、私が行うのは血液検査の説明だけです。具体的な食事指導については、ONPに任せています。もちろんONPを取得したからといって、カウンセリングができるわけではありません。1~2か月は研修として、実際の食事指導の現場に立ち会って先輩から学ぶことで、一人前のONPになることができると考えております。
◆様々な職種のONPがいる利点
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